monaca手帳のストーリー
【目次】
【歴史】monaca手帳のストーリー
計画がズレるのは自分の努力不足??
ドラッカーと手帳との運命的な出会い
頑張りすぎてストレス性うつ病に
余裕は継続のコツ
経験と仮説は新しい視点を与える
monaca手帳の誕生と進化
【存在意義】monaca手帳はなぜ存在する?
【重要】願望・志を叶える7つの心得
【歴史】
monaca手帳のストーリー
自分自身が自己マネジメントに悩み、仕事やプライベートで挫折と苦労をした経験から、自ら道を切り開く能力の大切さを肌で感じ、周りに依存しない自立した人生を歩むためにmonaca手帳を開発しました。
■計画がズレるのは自分の努力不足??
monaca手帳開発者ボブ高橋の本職はオーナー美容師です。
独立を果たし喜びも束の間、成すべきこと・やるべきことが一気に増加。
本格的に自己マネジメント(自己管理)が必要になったのが、全ての始まりでした。
仕事目標をクリアーするために計画を立てるのは良いものの、
- 急なお誘い
- 予期せぬ電話
- 緊急な要件
- 突然の仕事依頼
- 体調不良
- 睡眠不足
によって計画が高確率で崩れるように。。
崩れるのは自分の努力不足なのだと思い、改善するため様々な方法を試します。
- 必ず目標達成!みたいな本を読む
- 紙に書いて壁に貼り、常に目に見えるようにしておく
- 目標達成に関連するセミナーに参加する
- 崩れないよう意識して行動する
- etc….
多少の効果はあったかもしれませんが、どうしても納得のいく結果にはならず上手くいきません。
■ドラッカーと手帳との運命的な出会い
試行錯誤しながら学んでいるある日、
経営学者でマネジメントを代表する人物であるピータードラッカー氏の著書「経営者の条件」という本と出会いました。
その本には、
- いかに自己マネジメントが大切か
- マネジメントは人生に大きな影響をもたらす
- そしてその実践の仕方
が記されており、
今の自分に必要な情報が満載でした。
これを機に徐々にではありますが、
自己マネジメントにも変化と成長が見られるようになったのです。
手帳を使い始めたのもその頃からです。
そこから自分のライフスタイルに合った手帳を求めて文房具屋さんやECサイトへ。
既製品の手帳を購入しては試しましたが、残念ながら完全にハマる手帳はなく…。
この時期くらいから
「自分に合った手帳があればいいのになぁ」
と思うようになります。
納得のいく手帳には出会えませんでしたが、
ドラッカーの自己マネジメントを学びながら実践するには非常に良い機会でした。
手帳とドラッカーとの出会いは、人生のターニングポイントとなったのです。
これによって私の自己マネジメントに大幅な進化が訪れ、これで全てが解決したと思いきや……。
■頑張りすぎてストレス性うつ病に
それでも忙しさに比例して計画が崩れていくことは改善しませんでした。
「なぜ体系的なマネジメントを実践しているにもかかわらず、そうなるのか?」
疑問とフラストレーションが募ります。
続けていれば良くなるかもしれないという希望を抱きながら、目標達成のために無理をして走り続ける毎日。
崩れた計画をカバーするために無理をするという悪循環に陥り、日々の活動にも支障が出るように。
それにより、
- 仕事とプライベートのバランス
- 収支のバランス
- 肉体と精神のバランス
が崩れていきました。
これが思っていた以上にストレスとなり、徐々に追い込まれていきます。
おそらく頑張りすぎてしまったのでしょう。
朝起きるのが辛くなり、
笑うことも難しく、
沈んだ精神状態の日々が増加。
その結果、
ストレス性うつ病を患い、
意欲的に活動することが困難に…。
この時期は何をしても思い通りにならず、
辛く苦しかったのを今でも覚えています。
そんな中なんとか仕事をこなしては、
身体と精神を休める日々。
当然ですが心身の負担を考えて、
自己マネジメントからも一切手を引きました。
マイナス面が目立つ経験ですが、
この経験がのちに大切な仮説を与えてくれます。
■余裕は継続のコツ
そこから半年くらいでしょうか。
ストレスを溜めずに過ごせたお陰で、精神的にも肉体的にも回復。
徐々に仕事とプライベート、収支バランスも回復し、健康的な生活に戻りました。
健康は余裕が生み、前回クリアーできなかった「忙しさに比例して計画が崩れる」という課題が気になるように。
「再挑戦してみよう」
過去のこともあったので、恐る恐る自己マネジメントを再スタート。
今回は考え方を180°変えて、負担にならない計画で取り組むように。
自分ルールでガッチガチに締め付けず、ゆるーく計画・分析・改善をスタート。
力を抜いた自己マネジメントは非常に楽しく、ストレスも最小限に。
継続のためには身も心も余裕が大切なのだと、身をもって学びました。
しかし相変わらず計画はズレる結果に。
再挑戦を始めてから約1年ほど経っていました。
■経験と仮説は新しい視点を与える
自己マネジメントは習慣となり、1日のルーティンとしてこなせるようになっていきます。
年単位で続けることで経験が蓄積され、以下のような気づきがありました。
そもそも、
- 全ての計画は何かしらの影響を受ける
- 計画が立てた通りに進むことはあり得ない
- 周りからの予期せぬコンタクトが発生する
- 良きも悪きも何かしらのイベントが発生する
- 忙しくなればそれによって時間の確保が困難になる
- これによって一切の計画が中断し、遅延が発生する
- 中には断念せざるを得ないときもある
- etc…
ということ。
この気づきにより、全く発想になかった一つの仮説に辿り着きます。
「これは自分の努力不足ではなく、もしかして計画と結果はズレてしまうものなのでは?」と。
自分を正当化しているのでは?と考える一方、感覚的な部分では、この仮説に妙な手応えを感じたのです。
「計画と結果はズレてしまうもの」という感覚。
この感覚を信じ、分析と改善を続けることに。
「計画と結果はズレる可能性が高い」とは、
- 理想の結果ではなく、妥協した結果を求めて取り組むこと
- 計画がズレるのは仕方ないから、実際の仕事でも納期は遅れてもよい
- 人と一緒に仕事をしても、自分のペースに合わせてもらう
- やりたい時にやればいい、それが自分らしい生き方だから
- 自分中心に考えて、周りのことは考えないでOK
- etc….
ということではありません。
「頭の中の計画」と「現実の結果」を合わせるのは非常に困難ということです。
目標達成には大小様々なプレッシャーとストレスが伴います。
それをフォローできる余裕がある時はまだ良いのです。
問題は余裕がない時です。
忙しいだけでも余裕がなくなりますが、何かしらのトラブルや周りからの影響により作業が中断。
その遅れを取り戻すために無理をして更に余裕がなくなり、悪循環へと突入します。
ではどうすればいいのか?
この負のループから抜け出すためには、予めズレることを前提に計画を立てることが重要なのだと、身を持って実感しました。
人生は想定外のことが往々にして起こります。
その想定外を例外にするのではなく、「もしかしたらこうなるかも知れない」と想定しておくことでゆとりが生まれます。
分刻みで物事を完璧にこなしていくような完璧主義では息が詰まります。
人生は長く、何事も継続がなければ形にはなりません。
自己マネジメントも例外ではなく、続けられなければ意味がないのです。
つまり人生は何事も「余裕を持つこと」が大事であり、脱完璧主義を求められてることに気づきます。
そして、
「そもそも計画は立てた通りに進まないのが当たり前であり、計画と結果はズレるものである」
という結論に辿り着きました。
自分の固定観念が壊れたことで、新しい視点で自己マネジメントが取り組めるようになっていきます。
この新しい視点がmonaca手帳の誕生へと繋がります。
■monaca手帳の誕生と進化
自己マネジメントの力加減を学んだことで、計画がズレても理想の結果に近づけるように。
「計画と結果はズレる可能性が高い」という発想は、心に余裕を与え、心身への負荷を減少してくれました。
この大発見を応用できる手帳を探しましたが、理想にハマるものは存在せず…。
存在しないなら思い切って作ってしまおうと思い、monaca手帳の開発に着手し始めました。
約2年の歳月を経て試作品が完成。
計画が崩れても書き直さずに済むデザインを開発し、ストレスを最小限にしながらPDCAを回せるように。
日々、自己マネジメントを繰り返すことで、成長を実感。
目標達成はスムーズになり、イメージ通りのマネジメントが可能に。
理想の手帳が完成し、ライフスタイルが充実していきました。
そんな中、私と同じような課題を抱える方々から「monaca手帳を購入したい」という声が出るように。
「計画が崩れても大丈夫!消さずに書き直せる手帳」をキャッチフレーズに、自己マネジメントに課題とストレスを抱える方に向けて販売をスタート。
思っていた以上の反響で、自身の美容室でコツコツ売上を伸ばし、中目黒 蔦屋書店でもご縁あって販売できるように。
需要があるのならと、年度ごとに改善を重ねていった結果、
中目黒 蔦屋書店では年120冊以上を販売し、手帳販売にて新記録を樹立しました。
全体では3年連続で完売もでき、コツコツ販売数も伸ばして実績を積み重ねております。
【存在意義】
monaca手帳はなぜ存在するのか?
極端な我慢や自粛・規律のないワガママな生活のどちらも避け、バランスと調和のとれた生き方をするという考え方こそmonaca手帳の伝えたい思いなのです。
「一人ひとりがバランス良く・自分らしく・幸せに生きるためには、継続的な成長が必要である。」
継続的な成長を実現するために、monaca手帳は生まれました。
monacaという名前は、
和菓子の最中(モナカ)から来ています。
最中という漢字は、最も真ん中・最も中心と書き、
日本で大切にされている「中道」という考え方を彷彿させます。
それを分かりやすいロゴで喩え、表現しました。
中道とは、
対立または矛盾しあう両極端の立場・感情を離れ、
両極端のどれにも偏らない中正かつバランスのとれた立場を実践する
ということです。
つまり、
偏りすぎないバランスの良い人生が大切
ということです。
人生も計画もバランスと調和をとることが大切ですが、
臨機応変に対応し、良いバランスを実践し続けることは本当に難しいものです。
難しいからこそ仕組み化されたツールを使用し、日々積み重ねていくことが大事なんですね。
monaca手帳は継続的な成長によって自己マネジメントを習得できる秀逸なツールです。
自己マネジメントに課題を抱える全てのユーザーさんへ。
monaca手帳が力になれれば幸いです。
ぜひ、満足いく人生の相方としてご利用下さい。
願望・志を叶えるためのシンプルなアウトプットを7つにまとめました。
このルーティンを習慣化すれば、薄皮を一枚一枚剥がすかのように徐々に変化が訪れます。
【心得①】
願望・志を「明確」にする
願望・志は行動する原動力になる。
【心得②】
願望・志に繋がる目標を「明確」にする
願望・志を目標に落とし込むことで、やることが明確になる。
【心得③】
目標達成のために、支払う「代価」を決める
出勤前の朝勉強、知識への投資、食事制限など。
【心得④】
目標達成の「締め切り」を決める
〇〇〇〇年〇〇月〇〇日と明確に表記する。
【心得⑤】
目標に向けた「計画」を立てる
年間・月間・週間と、目標を分解して落とし込む。
【心得⑥】
明確な目標・代価・締め切りを含む計画を「記録」する
このmonaca手帳に記録することで、後日フィードバックできる。
【心得⑦】
記録した計画を「1日2回、起床直後と就寝直前」に声に出して読む
計画はすでに実現したとイメージし、思考に浸透させていく。
手帳によるマネジメント力の向上は、ユーザー様の基礎能力UPを手助けし、悩み解決を計ります。