monaca手帳の使い方
【目次】
【使い方1】年間目標フィードバック表
【使い方2】年間目標フィードバック質問表
【使い方3】月間スケジュール
【使い方4】月間ガントチャート
【使い方5】週間スケジュール
【使い方6】ひらめきメモ・お礼メモ
【使い方7】フリースペース
【A】健康
心身の健康に繋がる目標
【B】仕事
仕事に関する目標
【C】経済・資産
経済・資産を構築するための目標
【D】人間関係・家族
良い人間関係や家族に繋がる目標
【E】社会貢献
社会への貢献活動に繋がる目標
【F】人格
人格向上に繋がる目標
【G】教育
自己成長に繋がる目標
【H】遊び
チャレンジしたい遊びやイベントに関する目標
全ては「原理原則」に基づきながら、
人生のバランスを取るために8つに分類しています。
■記入例
目標を記入するエリア、
フィードバックするエリアが1つになれば、
忘れることもなく安心です。
■解説
① 左側にある年間目標を記入します。
この解説では、健康・仕事・経済資産の3分野を記入していきます。
前期(後期)が終わる頃に(もしくは過ぎてから)右側にある結果を記入しフィードバックしていきます。
【 年間目標フィードバック表に 前期 と 後期 がある理由 】
① 年間目標をブラッシュアップできる
▶︎ 6ヶ月過ぎれば自分の身を置く状況・環境が変わっている可能性がある。
▶︎ 状況・環境が変われば目標も変わる可能性がある。
▶︎ 上方修正、下方修正をする節目を作ることで、マンネリを防ぐ。
② 目標の整理整頓ができる
▶︎ すでに達成されている目標、達成できそうな目標を洗練する必要がある。
▶︎ やる必要がなくなった目標、優先順位が低くなった目標は整理整頓する必要がある。
【使い方2】
年間フィードバック質問表について
「年間目標」は進捗を検証し、改善ないしブラッシュアップしていくことで真価を発揮します。
monaca手帳では、
※定性的とは?
数値・数量で表せないさま。定量的と正反対。
思考や感情、出来事のように、数字では表わせないもの。
前項の年間目標フィードバック表では、
結果のみをフィードバックしました。
しかし、
結果だけでは見えてこない世界が存在します。
数値化できない、
その結果に至るまでの思考や感情。
自分と向き合う時間。
結果に至るまでの経験・プロセスは、
考え方や感覚を成長させ、より深い思考と感情コントロールを可能にしてくれます。
よって人間性や器を大きく成長させ、
固定観念を壊し、視野を広くしてくれます。
続けることで、
自身の※アイデンティティを確立するプロセスにもなり、
強みを社会に還元できるようになります。
※アイデンティティとは?
ここでは存在を証明する何かを表す。
自分を表現できるもの、自分で居続けるための手段、個性とも表現。
自分自身の生き方の中から
「真実の答え」を見出す
ためにも、定性的なフィードバックは重要なのです。
■11の質問とは?
11の質問は以下の通りです。
【1】優れた成果は何ですか?
▶︎ 成果が上がったこと
▶︎ 良い結果
【2】一生懸命やったことは何ですか?
▶︎ 精一杯がんばったこと
▶︎ 努力したこと
【3】一生懸命やっていないことは何ですか?
▶︎ 目標は立てたけど、やらなかったこと
▶︎ 努力しなかったこと
【4】失敗したことは何ですか?
▶︎ 挑戦したが、失敗したこと
▶︎ うまくいかなかったこと
【5】やる必要がなくなったことは何ですか?
▶︎ やる必要がないと判断したこと
【6】改善すべきことは何ですか?
▶︎ 良い方に改めるべきこと
▶︎ 努力して直す必要があること
【7】学ぶべきことは何ですか?
▶︎ これから必要になる知識のこと
▶︎ 身に付けるべき教育
【8】習慣にすべきことは何ですか?
▶︎ 身に付けるべき良い習慣
【9】これから集中すべきことは何ですか?
▶︎ これから集中して取り組むべきこと
【10】発掘した私の※強みは何ですか?
▶︎ 人よりも成果を出せたこと
▶︎ 人から褒められること
▶︎ 偶然だがうまくいったこと
※強みとは?
▶︎ 人からよく褒められるところ
▶︎ 意識していないのになぜか上手くいくこと
▶︎ 良い結果がよく出る分野
に自分の強みが隠されています。
これは強みかな?と思ったことは何でも書き留めておきましょう。
【11】この半年間(1年間)いかがでしたか?
▶︎ 半年間(1年間)の感想や思い
【 年間フィードバック質問表「11の質問」によって得られるもの 】
▶︎ なぜその結果に至ったのかを言語化できる |
11の質問によってフィードバックをより深いものにします。
1つひとつ質問に答えていくことで、
今の自分に必要な「何か」が言語化され、
今後の道標になります。
質問に答えることで、
思いもよらぬ発見に繋がるかもしれません。
【使い方3】
月間スケジュールについて
「月間スケジュール」とは、今成すべきことを具体的かつ明確に言語化し、集中するための仕組みです。
よりマネジメントを実行しやすい
シンプルなデザインを採用することで、
使い方もシンプルになり、
目標達成率が上がります。
月全体のスケジュールを俯瞰することで、
- 仕事量の調整
- タスクの締め切り把握
- プライベートの確保 etc…
といったバランスを意識することができます。
【使い方4】
月間ガントチャートについて
「ガントチャート」はプロジェクト・イベント・タスク・目標の進捗を見える化して、期限をより意識することのできる仕組みです。
■記入例
ガントチャートを利用することで、
プロジェクト・イベント・タスク・目標の「始まり」と「終わり」が可視化されます。
取り組む期間を定め、予測することで、
達成率や処理スピードが上がります。
■解説
まずプロジェクト・イベント・タスク・目標を記入します。
次にプロジェクト・イベント・タスク・目標を
どの日にスタートしてどの日に終えるかを記入します。
ここでは黒で記入してあります。
そして記入したスタートと締め切りを日々確認しながら
プロジェクト・イベント・タスク・目標に取り組みます。
一つひとつの課題が「どれくらいの期間で終えられたのか?」を
斜線と数字で記入します。
ここでは分かりやすく赤で記入してあります。
プロジェクト・イベント・タスク・目標のどれを記入するかは
ユーザーさんのライフスタイルに合わせるのがオススメです。
進み具合を可視化できると
締め切りまでの日数や、残り時間の把握に便利です。
【使い方5】
週間スケジュールについて
「週間スケジュール」とは、1週間という限られた時間の中で事前に「空き時間」を生み出し、「緊急でない重要なこと」にどれだけ時間を確保できるか把握するための仕組みです。
■記入例
■解説
① To Doリストの記入
まずは週のTo Do Listを記入します。
こちらも月間と同様、
優先順位を考えて、今集中すべきことをメインに記入するのがオススメです。
② 計画の記入
次に理想のスケジュールを「計画」の欄に記入します。
※計画の記入の仕方は自由です。
記入イメージとしては2パターンあります。
- 週の初め(日曜日 or 月曜日)にわかる範囲内での1週間の予定を記入
- 前日の夜に次の日の予定を記入
③ フリースペースは自分のライフスタイルに合うことを記入
例としては、以下のようなイメージです。
④ 計画通りに行動し、ズレた場合は結果に記入
「計画」をベースに1日を過ごします。
1日を過ごしていると、
予期せぬ出来事やトラブル、突発的な依頼etc…などが起こります。
またイメージしていた計画よりも時間がかかってしまうこともあります。
それによって計画がズレてしまった場合は、
上の画像のようにズレた時間帯のみ、どれくらいズレたのかが分かるように記入します。
「計画」と「結果」を記入することにより、
なぜ計画通りに行ったのか?なぜ計画通りに行かなかったのか?を
分析できるようになります。
その分析によって、
思考や感情パターン、自分の強みや弱みを徐々に認識できるようになるのです。
【使い方6】
ひらめきメモ・お礼メモについて
「ひらめきメモ」とは、何事にも囚われない創造性と着想の忘備録です。
「お礼メモ」とは、感謝の気持ちやお陰様の精神を忘れないようにするための忘備録です。
ひらめきメモは月ごとに記入欄が記入欄が分かれているため、
アイデアの整頓がしやすくなっています。
ついつい忘れてしまいがちなお礼は、
すぐお礼メモに記入しておけば忘れることはありません。
忘れずにお礼をすることができれば、
良い人間関係を作るきっかけになります。